終身雇用とは?

日本に古くから伝わっている終身雇用とは、学校を卒業した学生が企業へ就職し、定年まで転職することなくその企業へ勤め続けるというスタイルの雇用形態です。

日本では江戸時代からずっと終身雇用制度が慣習として続いてきましたが、バブル崩壊とともにリストラやフリーターなどが急増し、日本でも終身雇用形態が少しずつ崩壊しています。

終身雇用にはメリットとデメリットがあります。

終身雇用のメリットは、企業側が社員を教育して自社のカラーに染めることができるため、社員は企業にとっての資産になります。

また労働者側にとっても、定年するまで同じ会社で働き続けることができるため、精神的にも経済的にも不安材料がなくなりますし、住宅ローンなど長期的なローンも会社から融資を受けることができたりします。

一方、終身雇用のデメリットは、「死ぬまで働いても給料がこのぐらいしか上がらない」など、将来が見えてしまったり「仕事をしなくてもリストラされない」などと怠惰な気持ちが生まれてしまうなど、モラルの低下があります。

また、どんなにこき使っても社員が辞めてしまうことがないため、長すぎる残業時間が発生したりするなどのデメリットもあったりするようです。

現在では、企業側も労働者側も終身雇用にこだわることも少なくなってきたようです。

そのため、私達労働者側にとっては、「転職しても負い目を感じることがない」「キャリアアップや異業種への転職などで人生に悔いを残さすことなく、やりたいことに挑戦できる」など、いろいろなメリットがあるようです。